「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除」とは
自分が住んでいた家を売却し、新しく居住用の家を購入した場合において、家の売却損が発生した場合、「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除」で、税金が戻って来ることがあります。(条件があります)
凄く簡単に言うとこんな感じです。
※詳しくは「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除」で検索すると出てくるので、参照ください。
この制度を知った経緯
家の売却時に何らかの優遇措置がないかと思い税理士事務所に聞いた話で、何やら面倒くさそうなものの自分の場合、どうやら税金の還付を受けられそうだとの話を聞き、これは申告せねば思っていました。
ちなみに、税理士事務所でも、この手続きはやってくれるものの当然に費用がかかるものであり、その費用も10何万円といった費用がかかると聞いたので、これは自分でやるしかないと思った次第です。
確定申告の時期が来たので税務署に行き、申告に行く
2月になり、税務署に確定申告に行きました。住宅ローン控除の初回の確定申告も行わなくてはならないので、これは大変だと思いましたが、取り敢えず早い時期に行ってみて、ダメそうだったらもう一回税務署に行こうとそんな感じで税務署の確定申告作成会場に向かいました。
「住宅ローン減税」と「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除」の申請は同時に行える
「住宅ローン減税」と「居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算及び繰越控除」を申告したいと係りの人に伝えると、「時間がかかって大変だけど、同時にできます」とのこと。2回に分けて申請が必要かと思っていたので、助かります。
申請を行う
まず、申請に必要な書類のチェックをしてもらい、そのあと指定された場所のパソコンの前に向かいます。税務署の方のサポートを受けながら確定申告のホームページから手続きを行なっていきます。
自分一人で作業していると、これはどういう意味なのか?どっちを入力すれば良いのか?というところで必ず引っかかるところがでてきますが、税務署の作成会場では、すぐに確認することができて大変助かりました。
申告を行なってみての感想
事前に紙で申請する場合の書類ももらっていたのですが、書類も多く「これは、大変だ!」と思いましたが、税務署の作成会場でサポートを受けながら無事申告ができました。
作成会場は混んでいて会場の中に入るまでが大変なのと、作成に時間がかかるというのはありますが、サポートを受ければできない作業ではないと思いました。
尚、還付金の入金先は一部のネット銀行では対応できない銀行もあるようなので、ネット銀行を指定する場合は、事前に確認しておくといいと思います。