子供に誘われて、ふと遊園地の観覧車に乗ることになりました。ここの遊園地は入園無料で入れるので、スーパーの帰りにふらっと立ち寄りました。
10代や20代のころには、好奇心が優っていたのか観覧車ってあまり怖いイメージは無かったのですが、先日観覧車に乗ったら怖いのなんのって…
一周15分の旅との事でしたが、登り始めてからなかなか円の4分の1に到達せず、4分の1から頂上に到達するまでは、もう、とても長く感じました。
ちなみに人が高くて怖いと感じる平均の高さは15mくらいと言われているそうです。
子供は観覧車の中を行ったり来たり歩いていましたが、自分は怖くてとても動く気になれません。観覧車から落ちたらどうするんだ!
そんな自分の思いはつゆ知らず、0歳の子供は、私の膝の上で飛び跳ねます…
観覧車の出入口の扉部分には“寄りかからないように!”との注意文が貼られていました。確かにこんな扉に寄りかかってパカっと扉が開いてしまったら大変です!子供にもきちんと注意しました。
観覧車に乗ると風が強く吹いたら嫌だなぁとか、このまま地震が発生して止まったら嫌だなぁ、観覧車が倒れたらまず死んでしまうなぁとか、つい考えてしまいます。
一方で、もし観覧車が倒れたらニュースだよなぁ、そんなニュースあまり聞いたこと無いから大丈夫なんだろうなぁと自分を納得させ、危険な考えを打ち消します。
しかし、観覧車の鉄部にサビが発生しているのを見つけると、本当に大丈夫かい⁉︎って思いますよね。
若い頃から、観覧車に乗っている時にこんな事を考えていたんだろうか?
専門家のコメントの引用です。
高いところを楽しめる人は、興奮状態のドーパミンが脳から放出されます。高い所から落ちるアトラクションに対しても、『怖い』という評判が高いほどワクワクできます。一方、高所に対して恐怖を感じる人は、脳からノルアドレナリンが放出されます。つまり、恐怖を感じる人と感じない人とでは、脳に刻まれている思考回路が違っているのです。それは自分が高所に対して持っている感情で、脳に与える作用が変わっていることになります。
私の脳からはノルアドレナリンが多めに放出されているのでしょうか。
終盤4分の1に入り、あと少しというところに入ると、「あ、ここで観覧車のゴンドラが落ちたらまだ死ぬなぁ…」
「あ、ここで落ちたら足が骨折程度かなぁ…」
「ここまで降りたら、もう大丈夫かな」
「あー、もう一安心だ」
とか考えます。
昔は楽しくてしょうがなかった観覧車ですが、今はあんまり観覧車は乗りたくないなぁというのが正直な感想です。
バンジージャンプも昔は一度はやってみたいと憧れた時もありますが、今は絶対無理ですね…